ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームとは、Webページ制作またはアプリケーション開発の初期段階に作成される、白黒のレイアウト図である。
手書きのものから、デザインソフトウェアを使用して作成されたものまであり、目的により忠実度は様々である。
ワイヤーフレーム作成の目的
ワイヤーフレームは、色・書体・フォントの影響を受けずに下記の判断を助ける目的で作成される。
- コンテンツを判断する
- UXを設計する
- 特定の目的が達成されているか
- 装飾がなされていない状態でもユーザーにとって使いやすいか
ワイヤーフレーム作成の重要性
ワイヤーフレームの作成は製品設計プロセスの土台となる重要な部分である。 ワイヤーフレームの段階で議論を始め、プロダクト制作の上流工程で検討と修正を繰り返し最終段階に近づけておくことで、手戻りが少なくなり、最終的に開発コストが抑えられる。
開発者がコードを使用してインターフェイスを構築する前に、開発チームが完成形を把握することにも役立つ。ワイヤーフレームの段階で、実装の可否を議論するベースにもなる。
ワイヤーフレームの忠実度
初期段階の製品コンセプトを表すため、スタイリングは最小限に抑えられるが、必要な詳細に応じて、手動で描画することも、デジタルで作成することもできる。
プロダクト制作が進むにつれ、忠実度の低いワイヤーフレームから忠実度の高いワイヤーフレームへの移行する。
ワイヤーフレームの例
読み方
ワイヤーフレーム