インタラクションデザイン
デザインの範囲は、操作の反応までの時間・マウスなどの物理的な物を介しての操作方法・ボタンラベルなどの文言・ビジュアル表現など、ユーザーとの対話が発生するもの全てである。
インタラクションデザインの語源
インタラクションデザイン(interaction design)の「interaction」は、「相互」を意味する「インター(inter‐)」と「行動・実行」を意味する「アクション(action)」から作られた造語である。
インタラクションデザインとUXデザインの違い
インタラクションデザインは、UXデザインの要素のひとつで、UXデザインの大部分を占める重要な要素である。
UXデザインは製品の使用体験を設計することであり、その体験の大部分はユーザーと製品の間の何らかのコミュニケーションを伴う。
インタラクションデザインとアフォーダンスの違い
インタラクションデザインはデザインの行為を表し、アフォーダンスは人間に起こる事象の名前である。
アフォーダンスを考慮することはインタラクションデザインの一部である。
どのようなUIだと、ユーザーに文言での説明無しに理解してもらえるか(アフォーダンス)を知っておくことで、よりスマートなインタラクションが生まれる。
インタラクションデザインの対象
インタラクションデザインは、次の要素において、正確に情報を伝達できる、またはユーザーがスムーズに操作を行えるように最適化することを指す。
- 物理的ツールを介しての操作
- マウスやトラックパッドなどの物理的な物を介しての操作方法や、操作する際の画面との距離感
- 文言
- ボタンの文言や、フォームのラベルなど
- 時間
- ユーザーの操作に反応するまでの時間や、アニメーションやローディングの時間など
- 視覚的表現
- 正確に情報を伝達できるよう、アイコンの形状にも注意を払う
読み方
インタラクションデザイン