世界にバイリンガルはどれくらいいるの?数字で見える日本市場の今後の予測
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英語
2ヶ国語以上話せるバイリンガルは世界にどれくらいいるの?
ilanguages.orgによると2ヶ国語以上話せる人の割合は世界で60%いるとされています。
3ヶ国語以上話せる人の割合は世界で17%存在します。
話せる言語数 | 割合 |
---|---|
1ヶ国語(モノリンガル) | 40.0% |
2ヶ国語(バイリンガル) | 43.0% |
3ヶ国語(トリリンガル) | 13.0% |
4ヶ国語(マルチリンガル) | 3.0% |
5ヶ国語(ポリーグロット) | 1.0% |
意外と多いといった印象を受けませんか? バイリンガルになるため必要なのは、英語力なのでしょうか、それとも..?
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英語と中国語が占めるオンライン人口
下の表はインターネット上で使われている言語と過去17年の成長率、シェア、世界人口を示しています。世界人口が、2017年3月現在で75億人に対して、インターネット人口はその50%の約37億3,000万人存在します。
世界のインターネット人口上位10ヵ国(2017年12月31日時点)
言語 | ネット人口 | 言語人口 | ネット人口の成長率(’00-’18) | ネット人口の伸びしろ |
---|---|---|---|---|
英語 | 1,055,272,930 | 1,462,008,909 | 649.7% | 406,735,979 |
中国語 | 804,634,814 | 1,452,593,223 | 2,390.9 % | 647,958,409 |
スペイン語 | 337,892,295 | 515,759,912 | 1,758.5 % | 177,867,617 |
アラビア語 | 219,041,264 | 435,636,462 | 8,616.0 % | 216,595,198 |
ポルトガル語 | 169,157,589 | 286,455,543 | 2,132.8 % | 117,297,954 |
インドネシア語 | 168,755,091 | 299,271,514 | 2,845.1% | 130,516,423 |
フランス語 | 134,088,952 | 412,394,497 | 738.3% | 278,305,545 |
日本語 | 118,626,672 | 127,185,332 | 152.0% | 8,558,660 |
ロシア語 | 109,552,842 | 143,964,709 | 3,434.0 % | 34,411,867 |
ドイツ語 | 92,099,951 | 96,820,909 | 234.7 % | 4,720,958 |
上位10言語合計 | 3,209,122,400 | 5,135,270,101 | 1,091.9% | 1,926,147,701 |
他の言語合計 | 950,318,284 | 2,499,488,327 | 935.8.% | 1,549,170,043 |
合計 | 4,159,440,684 | 7,634,758,428 | 1,052.2 % | 3,475,317,744 |
出所:http://www.internetworldstats.com
英語(9億5,200人)、中国語(7億6,300万人)、スペイン語(2億9,300万人)、アラビア語(1億7,300万人)、ポルトガル語(1億5,500万人)と続きます。ちなみに、国際連合の共有語である6つの(言語、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、フランス語)はこの上位10位の中にランクインしています。
大切な指標は、言語人口からインターネット人口を引いた数字です。つまりインフラの不整備によりまだアクセスできていない人が、今後インターネット上に登場してくる数です。残念ながら、日本は上位10カ国の中、最下位で750万人程度しか存在しません。他の言語に比べこれ以上増える余地がないのです。
2016年6月時点で日本語のネット人口は世界で6番目だったのですが、9ヶ月でマレー語に抜かれ現在は7位となりました。